が、
勝手にこの12年(※1)を振り返り、ずっとずっと悩まされてきたゴキブリに対しての対策を何回かに分けて書いていきます。
今では全く見かけません。そこに至るまでの、血と涙のヒストリー。
何処かの誰かの参考になれば・・・。
今住んでる所は、何百世帯も入るそこそこ大きな建物で、昭和40年代後半に建てられた鉄筋コンクリートの古い賃貸住宅です。
ゴキブリという文字を打つのも身震いするので、以下G、もしくは彼らと書きます。
合計すると、この建物に21年住んでいました。小学生の頃に家族で引っ越してきて、結婚後も同じ建物に移ったので、(※1)の12年というのは、自分で生活の管理をし、様々な対策をするようになった年数です。
【 私が隙間を埋めるのに使った物 】
①グルーガン
②ガムテープ
③マスキングテープ
④隙間テープ
⑤その他
順番通りの頻度で使いましたが、グルーガンは全体の90%を占めています。
それぞれどのような場所に使ったかの説明に入る前に、何故それが必要なのか、何故隙間を埋めるのか、G対策のコツや豆知識を書きます。
重要なのは「流石にこんな所から入って来るわけない」という意識を変える事です。
「やつらは常に潜んでると思え」
はい。
Gは一旦家に入ると、いい場所を見つけます。そしていい場所から水分補給出来るまでのルート(台所、風呂場、洗面所、トイレ、その他排水溝など)を確保します。
彼らは水がなくては生きていけません。何も食べなくても1カ月は生きていけるそうですが、水がなければ数日で天に召されると言われてます。
何も食べなくても…とはいえ、彼らにとっての食べ物は、私たちが想像する食べ物だけではなく、人間の髪の毛、フケ、垢、皮膚、その他固形石鹸、なんでも食べます。
唯一食べないのは塩。重曹も塩化ナトリウムの仲間なので食べません。脱水状態になってしまうそうです。
昔ながらのホウ酸団子は、彼らを脱水状態の後に乾燥死させる効果があります(個人的にはブラックキャップかコンバットは即効性があるので好きです)
いい場所を見つけると、人間が寝静まるまで息を殺して身を潜めます。寝静まったら夜な夜な宴会を始め、日が昇る頃にはまた元のいい場所に戻ります。私達と逆の生活ですね。
「それなら、いい場所を作らなければいい」
それも正解ですがそれ以前にーーーー
「侵入経路を徹底的に塞ぐ」
これがなによりも大事です
侵入経路の把握は最優先でしましょう。
その次に、住処となる隙間を作らない事です。
小型の彼らが好む隙間は5mmです
大型の彼らが好む隙間は8mmです
「さすがに玄関から入って来るわけない」
と思ってる方、いませんか?私もそう思ってました。ですが彼らは玄関から入ってきます。
ご存知の方も多いかもしれませんが、彼らの体は平べったくなります(身震い)
入り込める隙間に合わせて体の厚さを変えられるのです(恐怖)
昼間に室内側の玄関を暗い状態にしてみて下さい。光が漏れてませんか?
特に団地にはドアポストがあるので、ここはガラ空きで侵入経路になります↓
接続部は目で見てもわかる程ガラ空きです↓
長くなりそうなので、一旦ここまで。
次は、私が侵入経路として塞いだ箇所を写真付きで書きます。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。